
2012年02月28日
安部井 襄の足跡
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大阪の阪東さんから送っていただきました。
安部井さんが亡くなられたこと、
又、作品持参の件でお尋ねいただきながら、
月日が経ってしまい申し訳ありません。
2006年に頂いた年賀状にありますように、
安部井さんに初めてお会いしたのは、
友人と2人で沖縄に旅した2003年頃だったと思います。
その頃 私は、産経新聞に週1回の連載記事を書いていて、
その紙面に安部井さんの珍しい作品紹介記事が載っていたのです。
確か 秋口の頃で、珍しい作品ですねと手紙を書きましたら、
折り返し彼から便りをいただきました。
暮れに沖縄旅行の予定があることを伝えましたら、
ぜひ会いたいと言うことで
「ギヤラリーみーばいやー」で会いました。
2階建ての小さなギャラリー兼用のアトリエでした。
12月下旬とは言え、窓から海からの快い風が吹き抜けていて、
本土の秋のような季節感がありました。
作品作りについて、色々とお聞きしたように思います。
ビーチグラスの作品は
沖縄のさまざまな魚がモザイクのように作っててありました。
ずいぶんと大きな作品もありました。
別れ際に土産に小物を色々と買って帰りました。
ほとんど友人たちにプレゼントしたので、
今 残っているのは写真の愛嬌のあるシーサーだけです。
仕事場の窓辺で デザイン学校の卒業生達と
一緒に撮った写真の前に今も鎮座しています。
この愛嬌シーサーを見る度に、
「ギャラリーみーばいやー」で初めてお会いした時が蘇ってきます。
その後、再び お会いして食事をしながら、
いろいろ語り合ったことを懐かしく思い出します。
久しぶりに友人達と、
この暮に沖縄に旅したいと思っていますが、
安部井さんに会えないのはとても寂しいです。
阪東 勲

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阪東さん
何回もお手紙をいただき
何回もメールをいただき
今日 そのお気持ちをこのブログ上に書かせていただきました。
沢山のお力添え ありがとうございました。
今度の更新は 3月5日(月曜日 深夜)です
Posted by 安部井襄 at 05:08│Comments(0)